モスキートFB Mk.Ⅵアンダーソン機とり完です
Pilot Flight Sergeant Lionel David ANDERSON
Navigator Sergeant Anthony Bert Hayward SIMS
Mosquito FB.VI NS895 515 Sqn RAF Little Snoring in Norfolk England , 28 Apr 1944


最後の日付は、オランダ上空で戦死された翌日にしました
もし無事に帰還していたら、という気持ちを込めています
初めてこの記事をご覧になった方は、アンダーソンって誰?という疑問を持たれると思います
このパイロットのL.D.アンダーソンという方は
スーパーマリオネーション『サンダーバード』のプロデューサーだった、
ジェリ―・アンダーソン氏のお兄さんだった方で、1944年4月27日にオランダ上空で戦死されていました
たまたまアオシマのFAB-1(通称ペネロープカー)を作る過程でその事実を知り
あの『サンダーバード』とモスキートの不思議なつながりに
これは是非とも作らねば、と思い立ったのがこの製作記の始まりだった訳です
その辺りは、こちらの記事で書いていますので宜しければご参照下さい
取り敢えず機体を




製作記にも書いていますが、515Sqnの本来の識別コードは”3P”です
理由は不明ですが、1944年10月頃まで692Sqnと同じ”P3”を描いていたようで
このアンダーソン機もそうだった、という想定で”P3”の識別コードにしています
書体も残っている写真を参考にしました
背の低い方がパイロットのアンダーソン飛行軍曹
高い方がシムス航法士のつもりです


シムス軍曹は航法士なので、体の前に付けるオブザーバー用の着脱式パラシュートを着用させました
機体と一緒に写したものは、何とか誤魔化して背の高さの違いが目立たない様に写していますが
実はこんなものです(^^;
なぜ背の高さが違っているかと云うと、サイズ(縮尺)が違っているためで
パイロットのアンダーソン飛行軍曹はエアフィックスの1/76サイズなのです!

このキット、ポーズはすこぶるイイのですがサイズが...しかも軟質プラ💦
本来ならば使わないところなのですが、このパラシュートを肩に掛けたポーズが捨てがたく
使う事にした訳なのです(^^;
因みに両名の改造前はこんな感じでした

左のシムス軍曹は本家プライザーの『NATOパイロット/グランドクルー・セット』からです
右のアンダーソン軍曹は3体同じものが入っていました、囲ったなかのものを使いまして...
シムス軍曹のオブザーバー用パラシュートは当然キットなんかありません
ジャンクとエポパテ、そして紙とプラ棒でっち上げていますが

小さくて見えない(笑)
内幕もばらしてスッキリしたので?あとは二人を中心にした写真を見てやって下さい(^^)




締めです
